2013.07.14 (Sun)
東京2題
東京のつづきです。前乗りした日はそのまま寝ました。
翌日は午前中のクライアントのあと、午後からはここにいました。

早稲田大学の商学学術院の研究室。
こちらの新館で金融経済学の話をしました。

西早稲田の構内は新築工事が目につきます。
今日の公の仕事はここまでで、後は自由時間です。たまたま宿が両国だったので、
両国の江戸東京博物館に行きます。全部見る時間はないので、常設展示だけ。

江戸日本橋の再現ミニチュアモデルです。

橋のたもとの拡大です。かなりリアルです。

近代東京の展示もあって、そこには初代スバルR360や。

うちの家にもあった東芝の電気炊飯器が。

この炊飯器のアルミの蓋が軽いからか、炊飯中の蒸気を噴き出しでテーブルの周りが
ベタベタになりましたっけ。
メーカーのデザイナーですが、うちの会社創業当時からのお付き合いの友人と食事に。
場所は友人おすすめの昔はウマかったイタリアン。
もちろんなんで過去形やねんと突っ込みます。

生ビールでカンパ~イ。

タコのカルパッチョはタコが薄めで味も薄め。

ヤリイカの墨煮¥600はマニアックなお味。

420度で一気に焼き上げるピッツアマルゲリータ¥1200はウマかった。

トリッパといろいろ豆の煮込み辛いソース¥800もウマかった。

Pizzeria イルビアンコ
東京都中央区銀座2-13-6
03-3544-7774
11:30~14:00(土曜休) 17:00~22:00
日曜祭日休業
明日午前中は西新宿で、デザインした電子機器の量産設計の打合わせ、午後からは
新宿駅近くで別件の商品企画会議です。それが終わるのが夕方で、新幹線に飛び乗って
新大阪着で2泊3日の出張が終わります。とにかくむちゃくちゃ暑い出張でした。
腰痛が悪化しなければよいのですが....。
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2011.01.04 (Tue)
焼き菓子バームクーヘンねんりん家
ここ数年はバームクーヘンとご当地ロールケーキのブームが続いています。

日本で最初にバームクーヘンを焼いたカール・ユーハイムは第一次世界大戦の
捕虜として中国から日本へ連行され、5年間の収容所生活中に1919年広島県物産陳列館
(現在の原爆ドーム)で」バウムクーヘンを出品・即売して大好評を得ます。
これを期に日本中にバウムクーヘンが広がって行き、ユーハイム夫妻は日本を永住の地と定め、
横浜に会社設立するも、関東大震災で倒壊し、避難船に乗って神戸へ移住。
エキゾチックな元町居留地を目の前に見る元生田署前に夫婦でユーハイムを開設する。
カール・ユーハイムとエリーゼ・ユーハイム

このユーハイムから多くの職人が育っていって、分家の分家の従兄弟というふうに
広まっていったのでしょう。誰かからドイツ人は「バームクーヘンは食うーへん」という
しょーもないダジャレを聞かされたことがありますが、どうも事実のようです。

ブッシュド・ノエルがEU全体のポピュラーなクリスマスケーキとすれば、
バームクーヘンは旧東ドイツのローカルなクリスマスケーキと言っていいでしょうか。
だから、ドイツ人にして見れば日本人の感覚の京都の八つ橋は知ってるし嫌いやないけど、
数年に一回食べるかどうかという感覚でしょうか。
頂いたバームクーヘンのカットです。

日本に連れてこられたカール・ユーハイムとエリーゼ・ユーハイム夫妻が当時の日本で
手に入る食材でつくれたドイツ菓子がバームクーヘンだったのでしょう。
有塩発酵バター/鶏卵/上白糖/小麦粉/コーンスターチ/ベーキングパウダー/
生クリーム/牛乳/ラム酒/ローマジパン(アーモンドをペースト状にしたもの)
これで棒に巻き付けてひたすら根気よく回転焼きで出来上がりです。
機械で回しているのにランダムな生地の積層焼きがいいです。

食べます。先人の知恵が集まった味がします。生タイプもあってこれは
当日のみの賞味期限タイプで、これも一度食べてみたいです。

「ねんりん家」はアノ東京ばな奈のメーカーでもあります。
別の日本に来たドイツ人がお抹茶のバームクーヘンを出されて、コレはウマいと
ビックリしてたそうで、1919年から始まった日本のバームクーヘンはノーベル賞教授の
根岸クロスカップリングで進化を続けています。
ユーハイムは昨年末に故国ドイツで賞を頂いています。

焼き菓子バームクーヘン
ねんりん家
松坂屋銀座店
東京都中央区銀座6-10-1 松坂屋銀座店1F
03-3572-1111
2019年はバームクーヘンの100年際の年です。本家分家師匠弟子みんなで何かして欲しいです。
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2009.10.06 (Tue)
焼き鳥 「さくら家」 新富町
入りました。あいにくの雨です。
今日中はまったくの自由時間なので、高校の同級生と久々に会います。
彼の行きつけの焼鳥屋さんに行きました。

このブログの殆どスタートの時に紹介したお店に再訪です。
初めて知りましたが、このさくら家さんは昭和24年からこの場所で、
その前の場所から数えると100年近いそうです。
最初は鶏肉屋さんで、残った鳥がもったいないので店先で焼いて売ったのが
焼き鳥屋を始めたきっかけとか。

なるほど、お店には60年近い歴史を感じます。
ビールを頼んで、お通しがきました。
鳥皮をチョイ辛めに炊き上げてあります。
大阪にはない関東のウマさです。

こちらは一家総出でやっている本当に家族的なお店。
でも歴史がある分、ピーンと筋が通っているという、焼鳥好きには
たまらんお店です。
カウンター席の壁にはそこに座った人の肩から肘から腕へとつづく
シルエットがくっきり見えます。60年の歴史です。

壁の掛け時計が眼に入ります。この場所での営業開始時からある時計と
聞きました。動かなくなった時は銀座でも治せる人が無く、
宇都宮の八十過ぎの職人さんを探して治してもらったそうです。

そんな、おばあちゃんの話を聞きながら焼鳥が進みます。
左から肝、ハート、つくねです。

椎茸、銀杏などの野菜もいただきました。
白肝です。前回も頂いて、肝のダメな私がファンになった一品です。

柚子豆腐で口をさっぱりさせて。

名物メニューの鳥スープを味わいます。

これも皆さんがオーダーする鳥ロール。

最後に、秋ですから松茸南蛮です。
鳥の塩味が松茸の香りを強調させて余韻をつくります。ウマいです。

メニューです。

今日は月曜日で雨も幸いして、落ち着いて焼鳥を楽しめました。
名物おばあちゃんとも、いろんな話ができました。
焼き鳥 「さくら家」 新富町
東京都中央区入船2-2-1
03-3551-4878
17:30~21:00
土日祝休
気がつきました。東京の焼鳥は辛めのウマさです。
さくら家さんの100年家族のつくる味に拍手です。
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