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2009.05.28 (Thu)

チキンラーメンと小麦の政府売り渡し価格

実はチキンラーメンは私のソウルフ-ドです。
身体に悪いのではと思いながら、月に一度は無性に食べたくなります。
そのチキンラーメンが昨年春に5袋入りが298円(安い時は258円だった)から
一気に398円に値上がりしました。
innsutannto (9)

理由は小麦の政府売り渡し価格が昨年4月に30%も一気に上がったから。

その後、需給がゆるんだことなどで、2008年夏ごろから小麦価格は下落。
指標となる米シカゴ商品取引所の価格は1トンあたり225ドルと、
昨年2月のピーク時の半分に下がってきたのに、日本政府は4月に14.8%しか
売り渡し価格を下げなかった。
シカゴ濃く見乙01

実はガソリン価格は2週間単位で見直されるが、 政府の小麦売り渡し価格の見直しは
年2回だけってご存知でしょうか。だから8月と4月が価格改定月で、政府は昨年8月に
市場価格が半分になっているのに、先送りしているのです。

これには訳があります。小麦も米同様に国内農家を保護する為に政府は輸入価格に、
農業助成金を上乗せしてるので、市場価格を上げる時は問題なくても下げる時は、
いきなり助成金を下げる訳に行かないのです。

米と同様に国内の小麦農家の規模は小さく、とてもアメリカやオーストラリアの様な
大規模農家の生産コストと競争はできません。かといって、このままの農地法で、
JAのひも付き助成金制度の下で、老夫婦の小規模兼業農家で跡取りなしでは
日本の農業の先はありえません。

少なくとも現在の農地法で否定している、農業の法人格大規模化と利水権の改正で、
米も小麦も10倍以上ある国際価格との差をせめて半分にはしないと、
食料自給率アップと、農業助成金の上昇へ歯止めをかけるなど到底無理です。

農水省の官僚も先送り主義で改革などせずに、予算が必要と要求するだけです。
その分も次の消費税に加算されるなんてご免です。

国家公務員の天下り先に渡る補正予算の2兆8500億円の無駄遣いが話題になって
ますが、この農業助成金も誰も幸せにできないお金の使い方です。

何より、今回のオーストラリアの干ばつからスタートした投機マネーによる
小麦の高騰で結果として、高いチキンラーメンを買わされるのはイヤです。

最後は主題のチキンラーメンに話しを戻すために、
とても利己主義にまとめてみました。
日本の米と小麦生産をどげんかせにゃいかんと思う方はどうぞ拍手を!

テーマ : 考える - ジャンル : その他


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