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2011.05.01 (Sun)

JALの鶴丸が復活しています。

私は株式会社プロイドを起こす前に、三十代後半で長年勤めた会社を辞めて5ヶ月間ほど
アメリカを旅しました。久々に日本へ帰る時に乗り換えのホノルル空港のラウンジで、
ジャンボの白地に赤い、鶴丸の垂直尾翼の美しさに、何故か涙が出てきたのを覚えています。
1989年でした。こんな経験をしている日本人は多いのではないでしょうか。
jal.jpg
それから不吉と言われたJALの刀傷ロゴとベタ塗り赤尾翼に変わりました。
それが今年4月1日から、新ロゴに変わりました。鶴丸の復活です。
一気に変わるのではなく塗装替えローテーションが来た機体から順に。
20110120103512.jpg

JALがダメ(経営破綻)になったのは、天下りの受け皿にされ、政治家の食い物にされ
高コストを維持し続けたことや、整備不良やサービスの低下、社内不祥事に伴う客離れは
渡辺謙主演の映画「沈まぬ太陽」でも有名です。

経営破綻に追い打ちをかけたのが航空燃料の高騰とSARSウイルスと言われていますが、
私はJALの視覚的イメージも大きかったのではと思います。

不吉と言われていたJALの旧タイプ刀傷ロゴ
20110aa3453.jpg
この刀傷ロゴマークを初めて見た時に何か違和感がありました。
JALのAの右上からノの字で、JALが刀で切り落とされるような印象がありました。
JALが赤ペンチェックされているようにも見えましたし、垂直尾翼の赤い無個性な
塗りつぶしは世界の一流航空会社からニ流への塗り替えに見えました。
これなら、前の鶴丸の方がずっとマシやんという感じでした。
垂直尾翼の赤い塗りつぶしが日の丸の一部分とは日本人なら思いません。
赤い垂直尾翼はノースウエストの方がはるかに認知されています。
jal_newrogo-thumbnail2.jpg

不吉なロゴをデザインしたのはランドーアソシエイツというアメリカの大手デザイン会社で、
JALはかなりのデザイン料を払ったようです。
日本航空のライバルは国内が全日空(ANA)海外はアメリカン航空(AA)で、
そのライバルのAを叩き切るのだとランドーアソシエイツ側の説明があったとか。
曼荼羅絵図じゃないですし、ましてロゴに怨念など込めてはいけません。
結局ライバルはますます元気で自分が経営破綻とは...。
m_E6972AF.jpg

復活採用された、鶴丸ロゴは宮桐四郎氏がデザインしたものに、日系2世のヒサシ・タニ氏が
リファインを加えて1958年8月15日に採用されたもの。このロゴは織田信長小姓の森蘭丸を
輩出した森家の家紋が下敷きだったと伝えられています。

新旧が並んでいます。これは震災後の羽田空港ですね。
JALd.jpg

森家の家紋
ba377505.jpg

ほぼ一緒なのですが、以前より翼の切れ込みを深くしてスピード感を持たせたそうです。
後はJALの書体が変わったくらい。私は垂直尾翼への大きさをスリ切れギリギリまで大きく、
110%拡大でちょっと下にズラした方が、今からの時代に似合うと思います。
JALa.jpg

ともあれ、税金を投入して助ける事になったJALですから、東電のように天下り指定席や
政治家の食いものの会社にもどるのだけは絶対止めて欲しいと思います。
絶対やってくれますよネ、稲盛会長さん。
shaaa504006-p1.jpg

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テーマ : マイレージ - ジャンル : 旅行


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