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2011.06.24 (Fri)

私をつくってくれた作家達

先日、仲間が「最近のウェッブデザイナーはウォーホルも知らん」とこぼしてました。
アンディー・ウォーホル(本名:Andrew Varchola)のことです。そんな事があって、
私が学生時分に影響を受けたアーティスト達を思い起こしてみました。

私は大阪市立工芸高校の在学中にアンディー・ウォーホルの作品に多様される
シルクスクリーン印刷に興味を持ち、画材屋さんに当時最新の技術を教えてもらいに
せっせと通ったものです。
41349ZxN.jpg

ウォーホルの自画像です。今月オークションに出て来るという事ですが、
噂では30億円超の世界で最も高いシルクスクリーンプリントになりそうです。
ピクチャ 5

この時期はシルクスクリーン、リトグラフの世界では前記事で紹介した
横尾忠則氏の作品も当時の私にはまったくない世界観で、新作が楽しみでした。

ロイ・ロキテンスタインも忘れられない作家です。コマーシャルアーチストという新しい
デザイナーのスタイルをつくった人です。彼の作品の三原色のベタ塗り、ドットの大小と
密度による陰影の表現が独創的でした。
mus001.jpg

立体の新しい可能性を目の前に見せてくれた、ニキ・ド・サンファルも凄い造形作家です。
裕福な銀行家の娘で、若い頃にはその見事な肢体と容貌で、“ヴォーグ”のトップモデルで、
自己表現の方法として30歳でアーティストになった人です。
彼女は時分がアーティストにならなかったら、テロリストになっていた。
と言い放っていました。那須高原にあったニキ美術館(今は閉館のようです。)
20080219132756.jpg

豊満な肉体を、ユーモラスで過激な造形にして、何よりもおおらかで寛大な母性の愛を、
平和の象徴を巨大な女性像『ナナ』に表現させたのが強烈でした。
カリフォルニア大学内の彫刻コレクションであるスチュアート・コレクションの動画です。


そしてジャン・ミシェル・バスキアです。画風も人間も強烈でした。
アンディー・ウォーホルに認められて、25歳で一流アーティストとなり、28歳で亡くなり、
その短い生涯は映画になりました。もちろん見に行きました。
51358d5b3.jpg

私の勝手な思い込みかも知れませんが、日比野克彦さんも少なからず影響を
受けたのではないでしょうか。
80年代のアート界に新風を吹き込んだアーティストでした。
貴重な動画がありました。


ジウジアローもソットサスもメンディーニもベリーニも良いのですが、そこは同業者です。
認めるところもあれば納得できないところもある訳です。
今日書いた5人は私が、今でも心の寄りどころにしているアーティストです。
考えてみれば、今の若いデザイナーは不幸かも知れません。
私が学生の時は後に名も実績も残すアーティストの新作がどんどん発表されました。
ビートルズの時代で、ロックの時代でした。刺激だらけで楽しかったです。
バブルがはじけて20年、世界を震わせるアーティストが出ません。
高田延彦ではないですが、「本物のアーティストよ、でてこいや!」

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テーマ : モノの見方、考え方。 - ジャンル : 心と身体


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