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2012.01.29 (Sun)

今年もやってきました。節分の巻寿司丸かぶり

昨年のお正月は「さぬきうどん振興協議会が仕掛けた年明けうどん」を記事にしましたが、どうやら不発だったようで、今年はなかったなと思っていたら、早い時期からセブンイレブンなどのコンビニが節分の「恵方巻き」のキャンペーンを始めました。いよいよ節分の巻寿司丸かぶりは全国区のイベントになったようです。

セブンイレブンの昨年520万本販売はすごいです。
ピクチャ 4

思えば、私が24歳で心斎橋に会社があった頃です。その時の会社のボスが出先から帰ってきて「今日は節分やから今年の恵方を向いて、無言で巻き寿司一本食べないかんねん。」と一本づつみんなに配ったのが私にとっては恵方巻きの最初でした。

その時の巻き寿司は心斎橋の老舗江戸末期創業の「本福寿司 」のものでした。確かに店の前で、「節分の恵方巻き今年の方角は○○○」と書いたのぼりが立って、木箱に満杯の巻き寿司を大声で売ってました。

明治10年頃の心斎橋の本福寿司
ピクチャ 4

昭和7年(1932年)の大阪鮓商組合後援会が発行したチラシが現存する最古の確実な資料で、タイトルが「巻寿司と福の神 節分の日に丸かぶり」とあるそうです。当時大阪では寿司屋は2月に客足がドンと落ちたそうで、なんとかせねばという事業企画だったそうです。今も昔も不景気な時に必要なのは事業企画力です。
大阪歴史博物館所蔵の幸運巻き寿司チラシ昭和15年(1940)
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ほぼ同じものが心斎橋の本福寿司に展示してあるそうです。

現在の節分の「恵方巻き」は大阪海苔問屋協同組合と大阪鮓商組合が1973年に、海苔と酢の販売拡大を狙って「節分の夜、恵方に向かって無言で家族揃って巻き寿司を丸かぶりすると必ず幸福が回ってくる…と昔から言い伝えられています」と書いたチラシを、寿司屋に海苔を納める時に配ったとか。心斎橋界隈では「本福寿司 」が先頭になって巻き寿司をつくって販売したのでしょう。

1977年には海苔業界による街頭イベント「海苔祭り」が大阪・道頓堀で開催され、「節分の丸かぶり」を取り入れた「巻き寿司早食い競争」が行われたのが、マスコミに取り上げられて全国に知れ渡り、関西のローカルイベントとして定着していきます。もともと関西では節分にちらし寿司をつくる習慣もあったので、すんなりと海苔巻きになって行ったのでしょう。冒頭の会社のボスが買ってきたのもこの時期だと思います。

ホテルのオリジナル恵方巻きも増えました。
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何と生クリームたっぷりで外の皮はココアクレープというデザート恵方ロールまで登場しています。海苔問屋協同組合と鮓商組合もまさかこんなのが出てくるとは思わなかったでしょう。
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All Aboutの恵方巻(丸かぶり寿司)の謎を解明の記事が分かりやすく解説していす。

今日は大阪寿司(押し寿司や箱寿司)の美味しい本福寿司 を紹介します。
私が良く行っていた昭和50年頃の屋号は「福寿司」だったと思います。
ピクチャ 7

本福寿司

大阪市中央区心斎橋筋1-4-19
06-6271-3344
11:00~20:30
定休水曜

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テーマ : 関西の美味しいお店 - ジャンル : グルメ


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16:48  |  寿司/天ぷら/鰻/カツ  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)
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