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2014.09.19 (Fri)

ヤンマーのデザイントラクター

昨年の東京モーターショーでヤンマーのデザイントラクターが発表されました。
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ワニガメに似ています。

GMやポルシェ、フェラーリなどの車をデザインしてきた奥山清行氏は昨年(2013年)からヤンマーの持ち株会社、ヤンマーホールディ ングスの社外取締役に就任し、トラクターなどヤンマーの製品デザインを手がけているほか、日本の農業の生き残り策などにも活動を広げているそうです。
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奥山氏自身が山形県の生まれで実家は兼業農家。東日本大震災後の復興や日本の将来を考えると、農業の再生が欠かせないと感じて、ヤンマーの社外取締役の就任を打診され、農業問題に取り組むのにいい機会だと引き受けたとか。

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2013年秋から北海道、宮城、山形、埼玉、群馬、愛知、熊本など全国の専業農家、兼業農家を視察し、日本農業の実態を見て、現実問題として、農業の未来の担い手が徐々には出てきているけど、まだまだ足りない。だから、格好がいい農業、もうかる農業を提案することで、やる気のある若者に農業の担い手になって欲しい。そんな思いからのデザインワークだそうです。

ウエアーもデザインしています。
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でも、いくらデザインが頑張っても、積み重なった長年の間違った農政の負の遺産と、来春には調印となるTPPで関税が撤廃されるので、このままでは必ず日本の農業は死に絶えてしまいます。稲作農家に限ると、65歳以上の割合は74%を占めており、平均年齢はなんと70歳。こんな事は何十年も前から分かっていた事で、役所の先送り主義と自民党の無策です。

日本の農業の4つの問題点
(1)「農業政策の問題点」 日本の農業政策は高米価政策によって零細農家が滞留してしまった。

(2)「日本農業の問題点」日本の農業は政府の誤った保護政策により、産業として自立できない。

(3)「日本の農家の問題点」日本の農家の高齢化が進み過ぎた。

(4)「食糧自給率が40%以下」米だけ100%で他の農産物の自給率を向上させる方法がない。

日本の農家の平均規模はEUの1/9、米国の1/100、豪州の1/2.000、これで外国に太刀打ちは不可能です。
米農家の年収試算は204万円。
(1反あたり8俵の収穫で、60kg(=1俵)の値段が15.000円とすると日本の平均耕作地が17反で、8俵×15000円×17反=204万円。)
ここから肥料代や高価な農機具代(一番安い小型トラクターで300万円)を引けば、平均的な農家の所得ではやっていけない。これからの農業には企業が参入が欠かせないが、政官と業界団体の圧力で耕地面積はまだ全体の0.02%。

だからと言って、私はこのヤンマーのデザインを否定しません。むしろ拍手をおくります。若い企業家が参加できる新しい農業の先頭に立つ姿の象徴であって欲しいです。
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●YANMAR PREMIUM BRAND PROJECT

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