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2016.06.10 (Fri)

京の庭園 修学院離宮 Shugakuin Imperial Villa

今年2月の桂離宮が本当に良かったので、仲間内で次は修学院離宮へと決めていました。
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修学院離宮は紅葉の頃が一番良いとは聞いているのですが、一番緑の濃い季節も良いのではと出かけます。この日は午前中10時入場の時間指定となったので、仲間は出町柳駅に集合してゲート到着は9時40分。
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ここは17世紀の中頃に後水尾上皇の指示で造営された離宮(上皇の別邸)。 上御茶屋(かみのおちゃや)、中御茶屋(なかのおちゃや)、下御茶屋(しものおちゃや)の3か所の庭園からなり、面積は54万平方メートル。
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庭内に入るといきなり目に染みるような青もみじの世界。
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と思えばこんな日本の伝統色の色見本のような竹垣が続きます。
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下離宮の寿月観の震筆は後水尾上皇。
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桂離宮と比べて庭園の大きさに驚きます。この田畑も遠景の山も庭園です。
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オレンジ色の農作業タンクや塩ビホースがチラッと見えますがそれ以外は電信柱もなくて、風景は350年前と同じ。画面左にパンすると比叡山があります。

網干をモチーフにしたモダンデザインな欄干。こんな拵えが眼につくところは桂離宮と同じです。
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苔の付き具合が綺麗です。
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こちらも皇室に係わる建築物らしく、瓦には菊のご紋。
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中離宮の最も高いところからの見晴しです。
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この南西面からはその昔、大阪から淀川を上ってくる船が見えていたとか。思わず林をバッサリ切ってみたくなります。
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列の最後には必ず皇宮警察の職員が人数の確認と見終わった施設の施錠をして行きます。
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客殿の杉戸の絵の話をひとつ。この眼のデカいマンガのような鯉の絵は表と裏に書かれて作者不詳ですが、あまりにリアルでこの鯉が夜な夜な杉戸を抜けだし徘徊したために、丸山応挙が後で網を描き足したと伝えられています。この網を鯉が時間をかけて破っているので、いづれまた徘徊して池を泳ぎ回るのではと言われているそうで、丸山応挙のシャレが効いています。
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上離宮のオシャレな土間です。一二三石という飾り名で、石を埋めています。昔は漆喰だったのが、昭和の中頃からのハイヒールの流行で、ガツガツ掘られてしまうのでやむなく漆喰に似せたモルタルになってしまいました。漆喰の時代は一つ石が赤、二つ石は青、三つ石が黒色の組み合わせとなっていましたが、現在はご覧のようにその調和は崩されてしまったそうです。
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分からなかったのがコレです。何でわざわざ枠石を丸く削ってこんな形にしたのでしょう。皇宮警察の説明員の人も分からないとの事でした。
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下離宮で入ったトイレの洗面所がとてもレトロモダンでした。
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水栓はフランスオリュス社の"ノスタルジー・ライン″で1970年頃に流行ったものです。FROIDのFをPに変えたらうちの会社の名前です。
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そんなこんなで修学院離宮も桂離宮同様にとても良かったのですが、3.5kmの山坂道はきつかったです。
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●修学院離宮(施設案内ビデオや施設の概要図と見学予約はこちらを)

この後、修学院駅近くのイタリアンで食事をして出町柳で、せっかく来たからふたばの豆餅を買いたいとなったのですが、これが大変でした。その辺は次に書きます。

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テーマ : イタリアン - ジャンル : グルメ

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