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2016.08.26 (Fri)

この夏おもちゃ花火「ドラゴン」シリーズが復活していました

今年も暑い夏の夜に何度となく花火を見ましたが、今日は行く夏を惜しんで花火の話題です。

現在日本の花火市場の9割以上は中国他の外国産のものだそうです。今年も見上げた花火大会の大きな花火も例外ではなく、スターマインも日本製花火はごく 一部で、あとは中国産のもので、品質も見た目では見分けはつかないと言います。
写真はスターマイン
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なぜ、そうなってしまったのでしょうか。1980年代のバブルの時代に、増え続ける花火のニーズに国内の生産だけで は応えきれず、日本の花火工場が中国に製造を頼ったことがきっかけでした。花火の品質があまり良くなかった中国に、日本からの技術指導 で、日本の品質に匹敵するものができるようになっていきます。

何か中国産薄型テレビの話に似ています。あれは実はパイオニアが2005~6年にプラズマテレビの製造技術を中国の会社に格安で売り渡したのがきっかけで、数年で一気に安価な液晶テレビが出てきて、日本の企業がバタバタ倒れて行きました。

写真は国産のドラゴン。
zaki2009.jpg
そしてバブル後の花火の需要減少とともに国産よりも安い外国産の花火が日本での主流になって行きます。家庭用 の花火も例外ではありませんでした。

これは私も遊んだことのあるドラゴン花火です。8年前に製造中止になっていたそうですが、元の製造メーカー太田煙火製造所(愛知県岡崎市)が国産花火の伝統を守ろうとインターネットで資金を調達し、今年7月から製造を再開しました。
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この人が太田煙火製造所5代目社長の太田恒司さん。同社は昭和3年に創業。ドラゴンは2代目社長の太田続吉さんが紙筒を使った新しい花火の開発に挑んで昭和24年に発売。
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復活に踏み切ったきっかけは「もう一度、本家のドラゴンを見たい」という友人の声と、このままでは国産花火の伝統が途絶える」という危機感もあったとか。

製造中のドラゴン。
qz703143.jpg

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箱を開けて、長さ3センチほどの紙筒から延びる導火線に点火すると、2メートルほどの火柱が上がります。子供でも買える値段と 手軽さが受けて、最盛期の1980年代の出荷量は1日3万個。

そうそうこんな感じの火柱でした。これも立派な日本の伝統産業です。復活おめでとうございます。


本来のドラゴン花火の楽しみ方からすると邪道ですが、2009年前後の若狭和田浜のお盆休み時期に、「若狭和田ロケット花火大会」というのがあって、ロケット花火打ち上げ20万発というNPO法人主催のイベントに数年連続で行ってました。
コレです。花火の下の小さくて黒いのがロケット花火の束の下に仕込んだドラゴンに手持ち花火で点火する人です。

こんな人達にも良質なドラゴン花火の復活はきっと朗報なのでしょうね。

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