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2018.08.06 (Mon)

京都造形芸術大学で洒落た企画展がありました。

今年は4月から暑い日が続いたので、大学前期の木曜日の講師は一度も出町柳から上終町までレンタルチャリを使うことなく、殆どバス通いになりました。
写真はひと月前のそのバスから見る百万遍交差点です。今年5月のデザウマの冒頭でも触れましたが、この交差点の京都市による市街地景観条例立て看板撤去問題は後を引いているようです。
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拡大します。今日のタテカンは「マルクスがどうの」とか「シンゴリラ」とか「五族協和(日本が満州国を建国した時の理念。)」なんかが掲げられています。「燃料②」は分かりません。
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京大のタテカンは政治、安全保障、治安から原発、社会問題など様々な問題提議や告知に使われて来ました。

この日は7月12日で、場所は京都造形芸大の人間館1階のカフェBREATHです。この入り口に京大のタテカンに関する掲示がありました。
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拡大します。正面左を要約すると一ヶ月の間、京大のタテカンの現物を運び込んで、実際に自分でタテカンをつくって、タテカンを考えてみようという面白い企画です。7月13日のタテカントークショーには本学の尾池和夫学長(元京都大学総長)も参加しています。
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右の看板は、社会のディテールや匂いをつぶさにを感じて、自分の意見や他人の意見を考える、芸大らしい洒落た企画とあります。
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カフェということでカフェBREATHでのタテカンです。
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500円出せば自分オリジナルの小さなタテカンが作れます。この日時点の作品をザっと見ましたが本校の学生にしてはひねりが普通です。
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以下タテカンの現物展示です。
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70年安保の時代のタテカンは私もかすかに覚えていますが、左派系のアジカンとも呼ばれ、中核やら核マルやらハデで過激なものばかりでした。
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時代を通じてタテカンが一貫して批判の対象にしてきたのが国家権力、中でも公安です。今は批判というより茶化している感じです。
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タテカンにはモジュールがあって、ベニヤ一枚の3尺×6尺(910mm×1820mm)のタテヨコ整数倍が基本です。
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このタテカン企画でつくられた、小さなタテカン展というのをやって欲しいです。
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京大のタテカンも60年続くと私は一つの文化と思います。120年近い京大の歴史の中でその半分をともに歩んできたタテカンは景観条例上の綺麗とか汚いの見た目評価以上に、国立大学が時代に発するメッセージ性を評価されるべきではないでしょうか。

●京大の歴代折田先生像まとめ
京大が発するメッセージと言えば忘れてはならないのが1986年頃から毎年受験シーズンにゲリラ設置が続いている初代学校長折田彦市(おりた ひこいち)の業績を讃えるために製作された銅像へのいたずらです。すでに銅像は倉庫に移されましたが、そんな事お構いなしに毎年”像が”立っています。初代からのイタズラ像は→●コチラ


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テーマ : 昭和文化 - ジャンル : サブカル


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