2021.02.14 (Sun)
今年も京都芸術大学卒展
今年も芸術大学の卒展の時期になりました。私が教えた最後の学生が昨年コロナ禍の中で卒業しましたので、まったくの責任のない外野の立場で卒業制作を見ることができます。今日は作品の写真が多いです。私の勝手なコメント付きです。

いつもはしんどいから登らない大階段ですが、今年はコロナ対策で入場はネット予約制で他の入り口はないので仕方なく登ります。

大学は開学30周年で、京都芸術大学に改名しましたが、京都市立芸術大学が名称の使用差し止め訴訟があって昨年8月に大阪地方裁判所によって決定が下され、京都市立芸術大学側の敗訴となりました。(現在大阪高裁上告審議中)

でも同じ京都で両方の大学で教えておられる非常勤の先生や、京都市立芸術大学出身の先生方もいたりして何かスキっとしない感じです。
少し早めに着いたので先に大学院の美術工芸と芸術文化領域の作品を見ます。

寸評は省きますがこんなのとか、

こんなのが気になります。

時間になりましたのでEVで瓜生山の中腹に上がります。
私が5年間、研究室から担当の教室に通った山の中腹を横切る小道。

プロダクトデザイン学科の卒展会場に着きました。

まずはこの作品から、
「窓型 IoTデバイスによるインタラクションな提案
平たい話が外の様子が良く分かるこういう電子な窓。

展示全体。



私の追いかけているテーマに近いので興味があります。これに「リアルな世界の窓」も入れて朝に窓を開けたら地中海のサントリーニ島なんてのも良いかと思います。
”もう一人の自分”のように操作する IoTリモコン




粗削りですが対象機器を横断的に感覚操作する考えが良いです。
照明器具の感性スイッチ



形が提供する高低の操作誘導性に優れた真面目なすぐにでもあって良いプロダクトです。
パートナーとしての金魚と共に暮らすためのプロダクト
この作品を見てすぐ思い出したのが2017年の京都市立芸大の卒展の笹井君のヒコーキ「飛びそうな家具」でした。



私はこういう思想を広げれば新しい世界が見えてくる卒展作品の登場を大変うれしく思います。
"個人"と"共有"の幅を持たせられるインテリア
展示の全体像。



一人でベタ寝ができる十分なサイズで、

5人が集えるソファ。

独特の背もたれ形状で様々な集いのシーンをつくります。



私はオフィスにも学校にも置いてほしいソファだと思います。
2年前に比べて工房の3Dプリンターが一段と充実したからでしょうか、モデルの仕上りレベルが良くなっています。展示もストリーが分かりやすく、見やすくなりました。先生方の努力が良く分かります。

松麟館のプロダクトデザイン研究室の先生方にご挨拶して帰ります。ガタガタの小道が奇麗に舗装されていました。

京都芸術大学の卒業展 大学院修了展は2月14日で終了しました。
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いつもはしんどいから登らない大階段ですが、今年はコロナ対策で入場はネット予約制で他の入り口はないので仕方なく登ります。

大学は開学30周年で、京都芸術大学に改名しましたが、京都市立芸術大学が名称の使用差し止め訴訟があって昨年8月に大阪地方裁判所によって決定が下され、京都市立芸術大学側の敗訴となりました。(現在大阪高裁上告審議中)

でも同じ京都で両方の大学で教えておられる非常勤の先生や、京都市立芸術大学出身の先生方もいたりして何かスキっとしない感じです。
少し早めに着いたので先に大学院の美術工芸と芸術文化領域の作品を見ます。

寸評は省きますがこんなのとか、

こんなのが気になります。

時間になりましたのでEVで瓜生山の中腹に上がります。
私が5年間、研究室から担当の教室に通った山の中腹を横切る小道。

プロダクトデザイン学科の卒展会場に着きました。

まずはこの作品から、
「窓型 IoTデバイスによるインタラクションな提案
平たい話が外の様子が良く分かるこういう電子な窓。

展示全体。



私の追いかけているテーマに近いので興味があります。これに「リアルな世界の窓」も入れて朝に窓を開けたら地中海のサントリーニ島なんてのも良いかと思います。
”もう一人の自分”のように操作する IoTリモコン




粗削りですが対象機器を横断的に感覚操作する考えが良いです。
照明器具の感性スイッチ



形が提供する高低の操作誘導性に優れた真面目なすぐにでもあって良いプロダクトです。
パートナーとしての金魚と共に暮らすためのプロダクト
この作品を見てすぐ思い出したのが2017年の京都市立芸大の卒展の笹井君のヒコーキ「飛びそうな家具」でした。



私はこういう思想を広げれば新しい世界が見えてくる卒展作品の登場を大変うれしく思います。
"個人"と"共有"の幅を持たせられるインテリア
展示の全体像。



一人でベタ寝ができる十分なサイズで、

5人が集えるソファ。

独特の背もたれ形状で様々な集いのシーンをつくります。



私はオフィスにも学校にも置いてほしいソファだと思います。
2年前に比べて工房の3Dプリンターが一段と充実したからでしょうか、モデルの仕上りレベルが良くなっています。展示もストリーが分かりやすく、見やすくなりました。先生方の努力が良く分かります。

松麟館のプロダクトデザイン研究室の先生方にご挨拶して帰ります。ガタガタの小道が奇麗に舗装されていました。

京都芸術大学の卒業展 大学院修了展は2月14日で終了しました。
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タグ : 京都府_京都市左京区

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