FC2ブログ
2019年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

2011.06.03 (Fri)

省益を優先させて日本の未来を描けない官僚主導

結局、官僚のシナリオ頼りというか、官僚の巧みなレクチャーに洗脳された管首相が
不信任案をかわす事に成功してしまいました。実のところ最初私は民主党政権に期待して
いた一人でした。でも結局宇宙人の鳩山前首相も、眼が泳いでうつろな管首相も、
官僚に踊らされるだけで、一巻の終わりなのでしょうか。情けないです。

被災地への二次補正予算の援助内容がやっと6月末にまとまるそうですが、遅過ぎます。
何の項目にいくらの予算がつくのか知りませんが、官僚主導ですから、各省の分野毎に
使い道が制限されて、国が9割負担で残り1割を地方債の発行でまかない、その金利だけは
国が負担するという各省庁のひも付き予算方式です。阪神淡路大震災でも問題でした。

大災害なのですから、自治体が自由に使える一括交付金にすべきです。官僚が使い方を
指導しないと、地方役人は頭が悪いから無駄遣いするとでも思っているのでしょうか。
公務員上級試験さえ通ったら、後は何にもしなくても生きて行けるというのがダメです。
官僚の頭には所轄予算の消化実績の数字大きさと、ムダな事務費の計上しかありません。
所轄予算はそういう風に使うものだという発想しかないのです。頭が悪過ぎです。

管首相は役人に取り込まれましたから、一括交付金には絶対できないでしょう。
結局、使い道を指定されて、何をするにも不十分な金が、遅すぎるタイミングで出て
来るのです。道路をつくるなら二車線の高規格道路であり、下水配管をつくるなら
安価な地域タンク浄化施設ではなくて、高額な汚水処理プラントになります。
みんな一件あたりの事業費は大きいですが、地元には本当に迷惑な予算配分です。

石橋克彦さんが週刊朝日緊急増刊号「朝日ジャーナルの原発と人間」に書いています。
日本の衰亡は世界の大迷惑と...。表紙デザインは横尾忠則さんです。
話はそれますが、横尾忠則さんは1936年生まれですから今年75歳です。
元気にTwitter書いてはります
89O.jpg

IMG_3868.jpg
氏は日本人は先の敗戦で「軍国主義の時代」と決別できたのに、
今また「原発主義の時代」に取り込まれていると訴えます。

氏は続けます。半藤一利氏の「昭和史1926~1945(平凡社)」を読むと、
日本が戦争を引き起こして敗戦に突き進んでいった過程が、
現代日本の「原発と地震」にあまりにも似ている事に驚かされる。
エリート(官僚)達が「根拠のない自信」と「失敗したときの底知れない無責任さ」に
よって、節目節目で判断を誤り「起きては困る事は起こらないことにする」意識と
失敗を素直に認めない態度によって、戦争も原発も、更なる失敗を重ねた。

そして、膨大な国民を不幸と苦難の底に突き落とし、世界に多大な迷惑をかけた。
いま再び。地震列島の海岸線に原発を林立させるという大自然への無謀な挑戦に
破れて、多くの国民と世界に不幸と迷惑を与えている。

敗戦によってようやく「軍国主義の時代」から抜け出せたように、とてつもない
犠牲を払いつつある今こそ、私達は「原発主義の時代」と決別しなければならない。

私もこの意見に大賛成です。
そう言えばこんな方がおられました。大橋弘忠東京大学工学系研究教授の意見です。
●プルトニウムは飲んでも安全
●地震なんか関係ない話
●原子力発電は皆さんが考えるよりずっと安全
●格納容器が破損するということは物理的に考えられない
●格納容器が壊れるのは1億年に1回の大隕石衝突で地球が滅亡するのとおなじ
 危険レベル確率だからそんな事考えなくても良い
●軽水炉でチェルノブイリのような事故はありえない
●危険と指摘する団体は資料を捏造している

驚きの発言ですが、これは事実です。動画が今You Tubeにどんどん上がっています。
確かに今回の原発事故前の平成17年ではこんな学者の発言がまかり通っていました。

大橋弘忠東京大学工学系研究科教授VS小出裕章京都大学原子炉実験所助教
平成17年12月25日 佐賀県主催プルサーマル公開討論会 (唐津ロイヤルホテル)
「玄海原子力発電所3号機プルサーマル計画の安全性について」

大橋弘忠ご本人は福島原発事故の後はコメント記事がありません。
私は聞きたくもありません。

拍手ボタンと人気ブログランキングボタンを押してくだされば幸いです。

テーマ : 原発事故 - ジャンル : ニュース


人気ブログランキングへ
23:40  |  地震津波被害と原発問題  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

難しい話はおいといて・・・
横尾さんの作品は相変わらずインパクトがありますね。
昨年、国立国際美術館で見た、横尾さんの版下などの作品を思い出しました。
新しい古いが関係ない作品に脱帽です。
 |  2011.06.04(土) 20:50 | URL |  【編集】

昨年、縁があって三宅一生さんのプロジェクトに参加させていただきました。彼も横尾さんよりちょっとだけ上の同じ世代です。
三十代四十代のような勢いはないのですが、ピュアーな感覚はその声と同じく何も変わっていません。というか、やり残した仕事に燃えている姿勢には頭が下がります。横尾さんの次の仕事を楽しみにしています。
けんさん |  2011.06.05(日) 00:57 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://dezauma.blog113.fc2.com/tb.php/515-04c60c78

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |