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2012.04.02 (Mon)

日本のCIデザインが心配です

これは明治ミルクチョコレートですが、今はこのパッケージではありません。
2009まで

昨年春デザウマで「JALの鶴丸が復活しています。」の記事を書きました
あれもCI(Corporate Identity)デザインです。今、時代は第三次CIデザインブームです。
第一次が1970年代始めで、中西元男さんが「経営戦略としてのデザイン統合」を提唱して、
物流のセンコーやスポーツ用品のミズノなんかが、先頭を切って導入しました。

第二次CIデザインブームはバブル前後で、中小企業の中にも積極的に導入する会社が
ありました。現在はそれらの見直し時期に来ているようです。

そんな中で気になるのが明治製菓です。2009年4月1日明治製菓と明治乳業の経営統合に
より、それぞれ別々だったCIが統一されました。左の2つがなくなって、右の新ロゴに
統一。mの小文字と、認識性の弱いijiの字の表現には、ひ弱さを感じます。
三種類ロゴ

そして残念なことに亀倉雄策氏デザインのMeijiが、世の中から消えてしまいました。
上から下のデザインに変わって半年少し経ちました。
新旧
Meijiのロゴとミルクチョコレートの画面バランスが良くないです。これだけ会社の
マークを前面にデカく出すのなら、せめてチョコレートだけはVI(Visual Identity的な
使い方で残して欲しかったです。

乳業と製菓業のトロッと感を頭のmの文字で表現すると言うのは分かるのだけど、
それだけで終わっていて、商品パッケージとしての完結性が弱いです。私は寿命の短い
デザインが日本を弱くするのではと最近心配しています。亀倉雄策デザインのMeijiの方が
まだ良いのではと感じるのは私だけではないと思いますが...。
細かい事をいうときりがないけれど、他の文字chocolateとの組合わせ相性も良くないです。
Meijiの字間のまとまり感もバラバさを感じます。

中でも一番気になるのがこのハイミルク。この全体のバラバラ感はキツいです。
aaE38388.jpg
ブラックチョコレートもイケてません。ビター好みの大人の支持は難しいでしょう。
meiji-ああ
すでにこれらの商品が市場に出て半年が過ぎましたが、コンビニでは棚下に、量販店では
安売り商品になっています。これらの見直しは必須でしょう。

旧ロゴは1955年からの亀倉雄策デザインの名作。遠眼でも分かるボールドなロゴ。
新ロゴのトロンとした感覚を出すほど、板チョコは子供向けなものじゃないと思います。
meiji-7.jpg

SONYのロゴが時代とともに、変わって来て初代からはガラッと変わっているのは有名です。
Meijiもそんなストーリーがなかったのでしょうか。亀倉雄策デザインを触るのは抵抗が
あったのでしょうか。

今回この記事を書きながら、意外な事実に驚きました。
新パッケージになったと同時に、内容量が7g少なくなっていました。
(上が旧パッケージの裏面で、下が新パッケージ。)
meiji-1

ミルクチョコレートが7g少なくなったから文句が出たという話は聞きませんが、
価格も120円から105円に下げたとか。ここにも健康志向が働いたのでしょうか。
だからと言って、明治ミルクチョコレートの内容量を10%以上も減らすなんて暴挙です。
昨年、新ロゴと同時に発表したのが「明日をもっとおいしく!」のスローガンですが...。
何だかな~と思います。

あの桜はどうなんでしょうか。今日4月2日のあの枝です。
IMG_8544.jpg
アレ?2日経ったのにそんなに変化がありません。先週末が雨でキュンと冷えたからでしょうね。

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18:05  |  デザイン  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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